【楽しむ色5】右脳を刺激する色のオブジェ・ネフ社の積み木

2006.12.23

【楽しむ色5】右脳を刺激する色のオブジェ・ネフ社の積み木

スイスのネフ社という小さな玩具メーカーが作っている、しかし世界的に評価の高い積み木の数々。その中でも特にユニークな「アークレインボウ」というアーチ型積み木が今日ご紹介するものです。

3年ほど前の色彩教育研究会に参加した時のテーマが『感性を刺激する玩具・遊具・絵本』というもので、私はその時初めて、ネフ社の存在を知ったのでした。

最近、ゲームソフトなどでも右脳を活性化するのが流行しているようですが、これもコンピュータの普及による超情報化社会で生活している私たちが「個」としてのバランスを保ち、来るべき次世代を生きていくために必要なことなのだと感じています。

ご存知のように右脳の働きは、全体を直感的に見る力、イメージ力、独創性…などと深い関係があり、左脳と共にバランス良く機能することが理想とされています。

私はこの積み木で遊んでいると、知らず知らずのうちに右脳が活性化するような気がしてならないのですが、それを抜きに考えたとしても、固定観念をぶち破る「アーチ型の揺れる積み木(!)」というのは、創意工夫次第で実に様々な表情を見せてくれます♪

ネフ社の積み木は、「(子ども向けの)おもちゃコーナーではないところ」でも時々見かけます。例えば、先日オープンした表参道ヒルズの中に入っているセレクトショップでも、扱っていたりします。オブジェとしての要素が強いからかもしれませんね。

※画像だと大きさが分かりづらいので…いちばん大きいアーチ(黄緑)のものが直径約25cm、いちばん小さいアーチ(黄色)のものが直径約9cm、幅はどれも共通で約3.5cmです。

【2006年8月 記】

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