グレーってどんな色?…今日のあなたは何色人間?(23)
2006.12.23
グレーってどんな色?…今日のあなたは何色人間?(23)
グレーの心理的な側面をのぞいてみましょう。
《グレーから連想されるイメージ》平穏な・落ち着いた・中立的な・憂鬱な・不透明な
《グレーの連想語》[抽象語]都会・曖昧・無難・不安/[具象語] コンクリート・灰・曇り空・冬空・砂・ねずみ
《グレーにまつわるトピックス》
■「灰色の人生」という言葉があります。これは決して明るくない、思い通りにいかない人生の象徴として慣用的に使われています。この場合の灰色は病気・失意・不幸・敗北などを連想させます。灰色はその象徴性が曖昧であるがゆえに、はっきりしない、すっきりしない心理状態と結びついているのです。
灰色の人生の反対語は「バラ色の人生」。毎日「いろいろ」ありますが、できれば人生はバラ色にしたいものです(^o^)
■物の色を測る方法には2通りあります。測色器を用いる「物理測色」と、基準となる色票を手元に置いて目で直接比較する「視感測色」です。このうち視感測色では、測ろうとする色と色見本の面積を揃えて観察しないと正確な色が測れないため、グレーのマスクを使用します。(詳細は日本工業規格 JIS Z 8723:2000「表面色の視感比較方法」に規定)
マスクに使用するグレーは明るさの範囲も定められているのですが、なぜグレーかといいますと「対比を最小限におさえ、両者を比較しやすくする」ためなのです。まさに名脇役のグレーです。
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