≪涼やかな色・夏の色3≫梔子色(くちなしいろ)

2011.06.14

↑いずれの画像もクリックで拡大します。

◆夏になると、白く芳しい花を咲かせるクチナシ。
 その実を染料として染めた黄色が梔子色です。
 クチナシの実は熟してもはじけないことから、
 口が開かない→口無し→クチナシと呼ばれるようになったという説があります。
 口無しにかけて「謂(い)わぬ色」とも呼ばれます。

◆クチナシの染料は、布を染めるほかにも、
 栗きんとんやたくあんの着色に用いられています。

◆梔子(クチナシ)の香りは中国では七香のひとつとされています。
 [七香とは→梅、百合、茉莉花(ジャスミン)、菊(蘭とされる場合もある)、桂花(金木犀とされる場合もある)、水仙]

◆使用している家紋は、梔子・陰三つ割り梔子です。
 私の手元にある家紋データは約8000種類ですが、
 色によっては、どの文様と組み合わせようかと考え込んでしまったこともありました。
 今回はズバリ該当する文様とのコラボレーションが実現しております。

アメブロの同コラムでは「梔子の実」の画像も掲載しております

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