北欧流おもてなし~FIKA(フィーカ)の心

2014.05.12

2014年4月、東京・六本木のスウェーデン大使館で、 北欧デザイナー23人によるてぬぐい展「北欧流おもてなし『FIKA』の心」が開催されました。

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前年の12月に、ほんの2週間だけでしたがスウェーデンに滞在した日々の中で、 3度の食事以外に必ず訪れる10時半と3時のお茶の時間。 最初の数日は「きっと今日だけ特別なのだろう」と思っていたのですが、 結局のところ、帰国するまでの日々、毎日2度のお茶の時間を現地の人たちと楽しんだのでした。

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さて、今回の展示会、スウェーデン大使館の入り口を入ってすぐのところにこんなインフォメーションが。

「北欧には、日本から遠く離れた国とは思えない心地よさがあります。 それが何なのかはっきりとは分からないのですが、人と人とのふれあいや距離の取り方なのかもしれません。 ちょっとシャイで、相手に配慮しすぎてしまう性分は、日本人にも共通する感覚です。 でも少しでも親しくなると、気軽にお茶に誘ってくれます。 日本でも「お茶しない?」というように、スウェーデンでは「Ska vi fika?」と言ってお茶に誘います。 (中略)家族や友人とのつながりを大切にして、自分が心地よいと感じる等身大の暮らしや人とのつきあいが北欧流です。 このシンプルで素朴な暮らし方は、本来日本人が得意としたライフスタイルではないでしょうか。 だからこんなにも、北欧流のおもてなしが心地いいのかもしれません。」

この展示会では、日本のてぬぐいメーカー『かまわぬ』と北欧デザイナーのコラボレーションにより生まれたてぬぐいが、 お茶の時間という場面設定のもとに展開されていました。

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↑ これらのテーブルセッティングを見ていて、昔、子どもの頃に見たことがあるような懐かしい色や柄だと感じてしまうのは 気のせいでしょうか?

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↑ 短い夏の終わりには、森でブルーベリーがたくさん収穫できるのだそうです。 ということで、ブルーベリー柄のてぬぐい。

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↑ こちらのてぬぐいのタイトルは「Midsummer」(夏至)木漏れ日や木の葉のゆらぎを表現したもの。スウェーデンの人々は皆、夏の期間を過ごす特別な家(サマーハウス)を持っていて 家族や友達でごちそうを囲み、短い夏を思いきり満喫するのだそうです。

近い将来東京カラーズで主催するセミナーにおいては、ご参加の皆様に 「FIKAのようなおもてなし」をさせて頂きたいと考えているところです。

(東京カラーズ 桜井輝子)

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