それぞれの色、それぞれの表情、それぞれの個性〜こどもの城の「こどもの樹」
2011.04.30
先日のコラムで岡本太郎「明日の神話」をご紹介させて頂きましたが、
こちらも同じく渋谷区内にある岡本太郎の作品です。
改訂前の『AFT色彩検定公式テキスト』にも掲載されていたので、
「あっ、見たことある!」と思われる方も多いのでは?
その名のとおり、樹のかたちをしたオブジェで、
四方八方に伸びた枝の先に、いろいろな表情をした顔がついています。
色もさまざまで、見ればみるほど楽しくなってしまいます。
十人十色(じゅうにんといろ)という言葉がありますが、
まさにそんな顔、顔、顔。。。
ぐるりと一周しながら楽しんで、
もう一周したくなってしまう作品。
力強く、やさしく、躍動感を感じる作品。
私は大好きです。
今日は仕事の関係で青山に行っておりましたので、
その帰り道に撮影してきました。
こどもの日が近いため、こどもの城には見事な鯉のぼりが出ています。
鯉のぼりを背景にした「こどもの樹」は、
とりわけ嬉しそうな表情に見えるから不思議です。