カウパレード帰りの牛〜カラフルなパブリックアート
2010.06.20
※画像1(左)…中学校の校門のアジサイの向こうに何か居ます
※画像2(中央)…近づいてみたら南国柄の牛でした
※画像3(右)…こちらの牛もいい感じ
千代田区立 神田一橋中学校の校門前に、
カラフルな牛2匹が距離を置いて向かい合っていました。
神田一橋中学校は神保町の交差点からほど近いところにある都心の中学校ですが、
このエリアには大学も多く集まっており、
意外なくらい閑静な雰囲気が漂っています。
その静寂と相反するような鮮やかな色彩は、
存在感たっぷりでハッとさせられるものがあります。
思わず足を止めて近づいてみると…
この牛について解説された案内板が設置されていました。
解説文によると、
この牛たちは2003年に東京・丸の内で開催された「カウパレード」に出展されたもので、
中学校の生徒たちによる作品なのだそうです。
「カウパレード」とは、実物大の牛(cow)の模型にさまざまな造形や彩色を施し、
パブリックスペースや街路に展示するという世界最大規模のアートイベント。
日本では2008年にも東京・丸の内で「カウパレード」が開催され、
アーティストやデザイナー、建築家、タレントの手による
ユニークで斬新な牛たちが展示されました。
…ところで、なぜ牛なのでしょうか?
最初にこのイベントが開催されたのは、1998年 スイスのチューリッヒ。
スイス発祥のイベントだからモチーフに牛が選ばれたのだと、
なぜか妙に納得してしまいました。