和装のパーソナルカラー【お仕事編その1】
2008.01.16
和装のパーソナルカラー【お仕事編その1】
■■以前書かせて頂いたパーソナルカラーのコラムは「似合う色・似合わない色に関する基本的な考え方」を中心に全11回のシリーズでお届けしましたが、今回の試みは、実際のお仕事で使っているツールのご紹介や、具体例などを中心に全3回での連載を予定しています。お楽しみください■■
つい先日の成人の日は、外出するのがとても楽しかったです。
ついつい見とれてしまうんですよね(*^-^*)
仕事柄 無意識に、似合っているかどうかをチェックしてしまったりして(笑)
…という私自身は、20歳の頃、まだパーソナルカラーという考え方に出会う前でしたから、叔母さんから借りた振袖を選択の余地なく着たのでした。今改めて写真を見てみると…う〜ん、微妙な感じです。似合っていない訳じゃないけれど、ものすごく似合っているとは言い難いような。。。
一生に一度の成人式ですから、最高に気に入ったもので、かつ、自分が最高にキレイに見える色柄の振袖を選びたいものですよね。今の私の仕事は、まさにそのためのお手伝いができるわけで、とても幸せな仕事だと思っています♪
普段のお仕事でも、時折 お客様からご相談を受ける事があります。
「和装の場合にはどんな色がいいのでしょう?」「着物を新調したいのだけど…」
基本的には洋服でも和服でも、似合う色の考え方は一緒です。つまり、その方の肌や瞳などを基準にして、四つのグループの中のどれかをワードローブの基本に据えるわけです。
実際お客様とお話をする際、言葉だけで「和服の微妙な色合い・文様・織り」などをお伝えする事はとても難しく、百聞は一見にしかずとばかり手作りしたのがこちらのコラージュです。いずれもA3サイズで、雑誌を切り貼りし、数日かけて完成させました。
左は「スプリング」の方にお薦めの暖かく華やかな印象の和装、右は「サマー」の方に良く似合う、パステルグレイッシュな色調を中心とした和装です。もちろん雑誌には著作権がありますので、こちらの資料は手元に置いておき、お客様とお話をする際に参考資料としてご覧頂くという使い方に限定しています。
カラーコーディネーターという仕事をしていると【ご提案を「目に見える具体的な形」にしてこそ、お客様に伝わる!】という事が多いので、このようなアナログ的手作り資料だけでなく、イラストレーターやフォトショップなどのデザインソフトを使って資料を作る機会も数多くあります。
【お客様にご提案したいコーディネートを、いかにステキな形に表現できるか】…まだまだ修行が必要です。
今年も頑張ります!
※似合う色のグループは4タイプに分かれています。こちらの資料もスプリング・サマー・オータム・ウインターと4種類作ったのですが、今回はその中の2種類のみ掲載させて頂きました。
⇒東京カラーズ主催パーソナルカラー講習会
(プロデビュー講座・トータルイメージメイキング講座)