巣鴨・地蔵通り商店街の「赤いお店」
2010.10.29
ここ数日で急に冬になってしまったようです。
「読書の秋」にこじつけて「赤」をテーマにした本をいくつかご紹介して参りましたが、
ひとまずここまでで一区切りとさせて頂きたいと思います。
今日は、最近出会った「赤」の続編です。
若者の街・原宿を、普段着+買い物袋という格好で歩く事の多い私ですが(笑)、
「おばあちゃんの原宿」という異名をもつ巣鴨の地蔵通り商店街には、
今まで行ったことがありませんでした。
先日縁あって、生まれて初めて巣鴨の地蔵通り商店街に行きました。
平日の比較的早い時間帯だったにも関わらず、
商店街は元気いっぱいのおじいちゃん、おばあちゃんで溢れていました。
商店街の中ほどに燦然と輝いていたのが、赤い肌着の専門店!
圧倒的な色彩パワーに思わず吸い寄せられてしまいました(笑)
日本では還暦のお祝いに赤いちゃんちゃんこを贈るという風習がありますが、
最近では、実用性を重視して普段の生活の中で使っていただけるような
「何か赤いもの」をプレゼントすることが多くなっていますよね。
そんなときには、ここのお店に来れば何か見つかるかもしれません♪
ところでみなさんは、
どうして還暦のお祝い=「赤いちゃんちゃんこ」なのかをご存じですか?
実は、十干と十二支の組み合わせが、
60年でちょうど一巡して戻ってくることに由来しているのです。
つまり、60歳になって生まれた年の十干十二支に再び戻ることから、
赤ちゃんに戻る→「赤いちゃんちゃんこ」ということなのだそうですよ。
改めて、日本の文化って面白いですね。