漆黒の空間で堪能する服〜西武渋谷 YOHJI YAMAMOTO 展

2011.09.07

デザイナー山本耀司の名を
『色彩検定公式テキスト1級編』の中でだけしか見たことがないという人が居たら、
それはあまりにももったいない、もったいなさすぎる!

1981年にパリコレクションで衝撃的なデビューを果たしてから、
今年でちょうど30周年。

東京・渋谷の「西武渋谷店」では、
2011年9月19日まで「YOHJI YAMAMOTO 展〜Dialogue 対話」と題した
展覧会を開催しています。


渋谷を生活拠点としている私は、
毎日のように西武渋谷店の前を通っているにも関わらず、
フェイスブックでスタイリストさんがこの情報をシェアしてくれるまで、
気づかずにいたのんき者でした(^_^;)


…今思えば、先週のある晩のこと、

かなり遅い時間に閉店後の西武の前を通りかかった時、
大々的な撮影クルーがウインドーディスプレイを取り囲んで、
記録写真を撮っていましたっけ。
(画像はいずれも、現在の西武渋谷のウインドーディスプレイ)

夜間は、雰囲気がガラリと変化して見えます!



感想など書かせて頂くのもおこがましいので、
今回は、展覧会に行ってきた体験をご報告いたします。


真っ黒な空間の中に
浮かび上がるようにディスプレイされた16着の衣装は、
ガラスや柵にさえぎられることもなく、直接、間近で見ることができます。

しかも、360度どの角度からでも堪能できるように展示されています。

私はファッションに関しては素人ですが、
【360度どこから見ても、完璧なシルエットの服】を見たのは生まれて初めてでした。
まさに、魂が揺さぶられるようなエネルギーをもつ服。


見ず知らずの外国人女性が、
やはり一人で展覧会を見に来ていまして、
展示してある衣装の周りを何度も、何度も、何度も…
ぐるぐるぐるぐる回りながら、服と対話していました。

私も…気づいたらぐるぐる回っていました(笑)


会場内中央のスクリーンでは、
山本耀司のインタビュー映像をこれまたじっくりと座って鑑賞(いや、対話)可能。

言葉のひとつひとつが、非常に深いのです。




期間内にもう一度、必ず訪れようと思っています。

◆展覧会情報はこちらから◆






いつもお読み頂きありがとうございます。
感謝申し上げます。



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