縁の色

【ゆかりのいろ】
なぞなぞ→「○○氏、ゆかりの地」などという言葉は聞いた事があると思います。では、ゆかりの色ってどんな色?
こたえ→江戸紫(えどむらさき)またの名を縁の色(ゆかりのいろ)

古今和歌集にある歌から、武蔵野に自生する紫草で染めた紫(江戸紫)のことを縁の色と呼ぶようになりました。「紫のひともとゆゑに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る(詠み人知らず)」意味としては、紫草がたった一本(ひともと)生えている縁(ゆかり)だけで、武蔵野の草がみな愛おしく感じられる、というものです。三島食品の赤しそふりかけ『ゆかり』は紫のパッケージですが、これもこの歌に由来して色名が決められた経緯があるようです。

R106 G54 B115
C70 M90 Y30 K0

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