色名辞典
和名 の記事一覧
真朱
【しんしゅ】天然の硫化水銀を主成分とする朱色顔料のことです。のちに人造顔料の「銀朱(ぎんしゅ)」が作られたため、天然顔料を強調し本物という …
R209 G50 B27
C0 M90 Y90 K15
C0 M90 Y90 K15
一斤染
【いっこんぞめ】紅花で染めた淡いピンク色のことです。紅花はとても高価だったため、平安時代、紅染めは庶民には着用が許されない禁色(きんじき) …
R252 G231 B238
C0 M15 Y2 K0
C0 M15 Y2 K0
藍鼠
【あいねず】藍の色みが加わった鼠色のことです。江戸時代には「四十八茶 百鼠(しじゅうはっちゃ ひゃくねず)」といわれるほど、茶や鼠(グレー) …
R107 G132 B141
C30 M0 Y5 K55
C30 M0 Y5 K55
藤鼠
【ふじねず】藤色よりも鮮やかさを抑えた紫みの灰色のことです。江戸時代にはこの色で染められた着物が女性をとりこにし、明治時代になると花柳界か …
R141 G139 B159
C23 M21 Y0 K42
C23 M21 Y0 K42
菫色
【すみれいろ】その名のとおり、菫の花のような濃い紫色のことです。菫は春の野に咲く可憐な花で、古くから親しまれてきました。色名として愛好され …
R120 G42 B136
C67 M95 Y12 K0
C67 M95 Y12 K0
東雲色
【しののめいろ】東の空が夜明けの光に色づき始めたようなほのかな黄赤色です。曙色(あけぼのいろ)ともいいます。江戸時代には裾の部分を少し白く …
R242 G152 B91
C0 M51 Y64 K0
C0 M51 Y64 K0
桑染
【くわぞめ】桑の根や樹皮を煎じて染めた色です。江戸時代には「桑茶」と呼ばれ、粋な男性の間で桑染め小紋の足袋が流行したそうです。「お洒落の基 …
R155 G130 B36
C0 M19 Y78 K51
C0 M19 Y78 K51
朽葉色
【くちばいろ】朽ちた落ち葉の色のことです。秋になり木々が葉を落としていく様を、朽葉色を基本にして、まだ少し緑が残る青朽葉、黄色く色づいた黄 …
R145 G114 B56
C0 M27 Y64 K55
C0 M27 Y64 K55
躑躅色
【つつじいろ】赤い躑躅(つつじ)の花のような鮮やかな紫みの赤のことです。『枕草子』の中で清少納言は、束帯(公家の正装)のとき袍(ほう)と半 …
R227 G49 B125
C3 M90 Y15 K0
C3 M90 Y15 K0
新橋色
【しんばしいろ】明治中期、欧米から輸入された化学染料で染めた鮮やかな青緑色のことです。天然染料にはない鮮やかさがハイカラな色とされ、東京新 …
R0 G165 B196
C85 M0 Y21 K5
C85 M0 Y21 K5