カラー、色彩ご提案の東京カラーズ株式会社

【今月のお菓子・９月】自分で配色を決めるオーダーメイドのケーキ

ご無沙汰しておりました。
（時々見に来て頂いているのに、不定期な更新になっていてごめんなさい）

今月は自分で配色を考えてオーダーできるケーキをご紹介します。
カラーの仕事をしていると、カラーに関連するおもしろい話が周囲の人を通して集まってきます。
このケーキの存在を知ったのも、もとはと言えば親しくしている同業者のお友だちが教えてくれたからなんです。

ベースの色は20色の中から選べ、組み合わせるリボンの色は白・ピンク・茶の3色から選べます。単純に考えれば配色は60通りなのですが、中のスポンジの種類やクリームの種類、トッピングなども細かく選べるので、世界に一つだけのケーキになるというわけです。

こんな時こそ、腕のみせどころ！（かな？）
いやいや、どの色を組み合わせても可愛くできそうです。…が、実際に食べることを考えて、淡めの色を選びオーダーしてみました。
今回は一番小さいサイズ（6?角）を頼んでみたのですが、想像していたより立派で素敵でした。仲良くふたりで食べるか、一人で全部食べるか…っていう感じのボリュームです。

お店のHPはこちら。
ページの一番下に「シュミレーションゲーム」のコーナーがあり、ケーキの配色をシュミレーションできます。かなり楽しいです♪
エモカフェ（パステルバースデーケーキ）

■■■■■■■■■■ちょこっと色彩学(＾o＾)【知って得する配色のコツ】■■■■■■■■■■
配色を考える時には、まず「類似の調和」にするか「対照の調和」にするかを決めます。
類似の調和というのは「似たような色どうし」の組み合わせ。
対照の調和は「反対の性格をもつ色どうし」の組み合わせ。
画像中央の右側のケーキは、淡いオレンジの上に茶色いリボンで色相類似の調和（茶色という色は赤〜オレンジが暗くなった色だから）。左側のケーキは、黄緑の上にピンクのリボンで色相が対照的になっています（色相対照の調和）。