可能性を広げる塗料・塗装(後編)

2010.12.17

(それぞれの画像をクリックして頂くと大きな画面でご覧いただけます)

『エコプロダクツ』には、例年 小中学生の団体が多く来場します。
こちらのブースでも最新の塗料・塗装の技術や
色彩に関するあれこれを楽しみながら学べるしくみがたくさん用意されていました!

画像左は「ニュートンのコマ」と「ベンハムのコマ」による
色の不思議な体験について解説されたもの。

「ニュートンのコマ」とはさまざまな色を付けたコマを回転させると無彩色(グレー)に見え、
「ベンハムのコマ」とは白黒模様のコマを回転させると、
うっすらと色(主観色)が見えるというものです。
(以前に書かせて頂いた、こちらのコラムもぜひどうぞ!)

会場に用意された木のコマに
【自分で考えた色や模様を付け、回してみよう】というワークショップでは、
みんな夢中になってオリジナルな模様を描いていました。

おもしろいことに、静止している状態ではあまりきれいだと思えない色柄が、
回転させると「わぁ!すごい」と思うくらい美しく見えたりします!
「図工は得意ではない。色の組み合わせには自信がない…」と思っている子どもが作った
作品が思わぬ脚光を浴びることもあるので、私はこのワークショップが大好きです!

画像右は【床・壁・天井の色による広さの感覚】について解説されたもの。
会場にはこれ以外にもたくさんのパネルが展示されていて、
子どもたちに大人気でした!


※ご関係者の皆様、当日は快く撮影をご許可くださり、また丁寧な解説をして頂きまして
誠にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

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