大きな花火を打ち上げよう!〜デイケア施設でのワークショップ【7月】
2008.06.10
大きな花火を打ち上げよう!
〜デイケア施設でのワークショップ【7月】
2006年7月に実施したワークショップです。「夏らしいワークショップ」というのは結構いろいろなテーマが見つかるものです。今年は6月末にお伺いするので七夕にちなんだものを予定していますが、この花火のワークショップも今後いろいろなところで定番にできそうです。
【ワークショップ内容】
?まずはウォーミングアップ。夏らしい色のご紹介をしたり(【画像:左】はつゆくさ色)、できるだけ大きなサイズの花火の写真などをたくさん用意して、皆さんと対話しながら気分を盛り上げます。
?それぞれの花火のイメージがふくらんだところで、大きめの白い画用紙の上にクレパスで思い思いの花火を描いてもらいます。
?完成したらスタッフに渡してください。スタッフが皆さんの描いた絵の上に、絵の具で色を乗せていきます。この日は黒い絵の具と藍色絵の具の2色を用意したのですが、なぜか藍色のほうが大人気でした。
?クレパスは見事に絵の具をはじいてくれるので、夜空に花火が打ちあがるというわけです!
【画像:右】の花火はいつもご参加頂いている男性の方の作品です。ダイナミックで力強く、とても指先が不自由とは思えないすばらしい仕上がりになりました。何より、ご本人がとても喜んでくださったので、私たちも嬉しかったです。
ワークショップの企画・実施に際しては【安全に楽しくご参加頂けること】【参加者ご自身が出来上がったものに対して満足・納得して頂けること】の二つを基本にしています。
そのためにクレパス一つでも安全性や使いやすさにこだわっているのですが、それがまた私たちにとっては良い経験・勉強になるのです。
(今回のカリキュラムは佐藤悦子氏が考案し、当日メインスタッフとして実施したものです)