干支の絵馬を作ろう♪デイケア施設でのワークショップ【1月】
2008.05.13
干支の絵馬を作ろう♪
〜デイケア施設でのワークショップ【1月】
2008年1月のワークショップでは、今年の干支にちなんだ絵馬を作りました。
今年は子年。ちょうど十二支の始まりの年です。
まずは、十二支の由来についてお話を聞いて頂き、気分が盛り上がったところで絵馬作りに取りかかります。
【ワークショップ内容】
?小さなサイズの色紙・ネズミ・米俵・梅の花などのパーツは、あらかじめ人数分用意しておきます。
?参加者の皆さんに、ネズミの顔を描いてもらいます。お好みで米俵にも模様をどうぞ!
?それらのパーツを思い思いの場所に貼り付けていきます。【画像:中央および右】
?最後に…縁起の良い言葉やお願いごと、自分の名前を書いて仕上げます。
当日、80歳を超えていらっしゃる女性のご利用者様との間でこんなやりとりがありました。
「今日の絵馬は、すごく良かった。タイミングが良かった!」
〜まあ、○○さん。何かお願いしたい事が決まっていたんですか?
「ねえ、私の作った絵馬に『健康』って書いてちょうだい。大きくね!!」
〜(サインペンの色を選んで頂き、絵馬の中央に大きな文字で「健康」と代筆させていただきました)はい、どうぞ。
「実はね、息子が体を壊して入院しちゃったの。これ、今日家に持って帰って、孫が息子のお見舞いに行く時に、病院に届けてもらうことにするわ。」
私たちにとって、とっても嬉しい出来事でした。
(今回のカリキュラムは今野みどり氏・柴 広子氏が考案したものです。【画像:左】木彫りの十二支は今野氏私物)
(ご利用者の方々のプライバシー保護のため、一切の固有名詞を伏せてご紹介させて頂いております。画像もお手元、後姿などに限定させて頂き、許可を頂いての撮影です。