青リンゴ、赤リンゴ

2011.04.07

皆さま、リンゴと言えば何色でしょうか?
日本での常識では「リンゴは赤い」

色彩学のテキストでも頻繁に赤リンゴの写真やイラストが出てきて、
「リンゴが赤く見える理由は、
その表面で光の長波長成分が反射されるためである…」と学びます。
つまりリンゴは、赤く見える物体の代表的な存在として登場するのです。

ところが…画像(左・中央)をご覧ください。
英国製のハーブティー、その名も「Apple&Rose(St James’s Teas)」

生粋の日本人の私など、最初このパッケージを目にした時、
リンゴだとは気付かなかったほどです(笑)
だって、どこも赤くないのですから。

お国変われば色の常識も変わる。
イギリスでは間違いなく青リンゴがスタンダードです。

その証拠に…
画像(右)は子ども向けの絵本『Counting Colours』

ほら、やっぱりリンゴはGreenのページにありました。
し、しかも…ひとつやふたつじゃありません…びっくりです!

そしてここでも私は自分の常識にとらわれていて、
「Redのページには、赤リンゴもあるんじゃないか」と期待し…

見事その期待を裏切られたのでした(笑)

絵本のRedのページ画像をご覧になりたい方は、
お手数ですがアメブロのほうで綴っているコラムにアクセスをお願い致します。
こちらのシステムでは3枚しか画像を掲載することができないためです。

東京カラーズ「色彩コラム」〜カラーの世界へようこそ!

色彩コンテンツ

色彩コラム

カテゴリー

アーカイブ