色名辞典
無彩色(白・灰・黒) の記事一覧
鳩羽鼠
【はとぱねず】江戸時代は、俗に「四十八茶百鼠」といわれるほど、茶や鼠の渋い色がもてはやされました。鳩羽鼠は土鳩の羽に見られる紫みの灰色のこ …
R133 G127 B142
C0 M0 Y0 K0
C0 M0 Y0 K0
黒橡
【くろつるばみ】クヌギの実(どんぐり)を煎じて鉄媒染した緑みの黒のこと。この色は古代の衣服令では身分の低い者の着物や喪服の色に用いられてい …
R61 G61 B65
C20 M12 Y7 K85
C20 M12 Y7 K85
素鼠
【すねず】鼠色には白に近い白鼠(しろねず)から黒に近い消鼠(けしねず)まで明度段階があり、〇〇鼠という色名が数多くあります。素鼠は白と黒の …
R137 G137 B137
C0 M0 Y0 K60
C0 M0 Y0 K60
藍鼠
【あいねず】藍の色みが加わった鼠色のことです。江戸時代には「四十八茶 百鼠(しじゅうはっちゃ ひゃくねず)」といわれるほど、茶や鼠(グレー) …
R107 G132 B141
C30 M0 Y5 K55
C30 M0 Y5 K55
藤鼠
【ふじねず】藤色よりも鮮やかさを抑えた紫みの灰色のことです。江戸時代にはこの色で染められた着物が女性をとりこにし、明治時代になると花柳界か …
R141 G139 B159
C23 M21 Y0 K42
C23 M21 Y0 K42
漆黒
【しっこく】黒塗りの漆器のような、深みがあり美しい光沢を持つ黒のことです。艶のある美しい黒髪のことを「漆黒の黒髪」と表現します。この他にも黒 …
R0 G0 B0
C70 M50 Y50 K100
C70 M50 Y50 K100
卯花色
【うのはないろ】空木(うつぎ)という植物が咲かせる花のことを、卯の花といいます。初夏に小さな白い花を枝いっぱいに咲かせるため、雪が枝に積も …
R242 G248 B228
C8 M0 Y15 K0
C8 M0 Y15 K0
銀鼠
【ぎんねず】銀色に感じさせる明るい鼠色のことです。鼠色のような無彩色は伝統的に喪の色であり、凶色とされていました。それが江戸時代には粋な流 …
R181 G181 B182
C0 M0 Y0 K40
C0 M0 Y0 K40