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パールホワイト

【Pearl White】真珠といえば「白」というイメージは、誰もが共通してもっているものですが、実際の真珠は何層もの真珠質の薄膜層が重なってできており、そこに光が当たることによって「干渉(かんしょう)」が起こります。それが真珠の美しい光沢のヒミツなのです。
「パールホワイト」という色名になると、わずかにグレーみを帯びた白のことをさします。

ミルクホワイト

【Milk White】牛のミルクのような白であり、ヨーロッパでは11世紀頃から使われていた色名です。日本語では乳白色(にゅうはくしょく)と呼ばれます。柔らかさや温かみを感じさせる白です。

スノウホワイト

【Snow White】雪のような白という意味のスノウホワイト。ほとんど色みのない純粋な白です。(背景の色もスノウホワイトに近いため、モニターを通してご覧いただくと、色が付いていることが確認しづらいのではないでしょうか。)

パンジー

【Pansy】その名のとおりパンジー(三色すみれ)の花のような青みの強い紫です。パンジーは寒さに強い花で、冬の花壇に彩りを添えてくれます。紫と黄色がミックスした花色のものも一般的ですが、これは補色(色相環上で真向かいに位置する反対色のこと)の配色であり、目に鮮やかです。

カメリア

【Camellia】カメリアとは、椿(つばき)の花の色をあらわすヨーロッパの伝統色名です。ヨーロッパにおいては八重咲きの椿のほうが一般的です。

抹茶色

【まっちゃいろ】日本伝統色の中で飲み物の名前は、この「抹茶色」くらいしか見あたりません。もしかしたら、私たちの中では、もう少し濃く深い色が「抹茶色」のイメージとして定着しているのではないでしょうか?
色の表現はとても難しく、じつはピンポイントで抹茶色という色が存在するわけではありません。「およそこの位からこの位までの範囲を○○色と呼びましょう」というあいまいさを残していますし、その時代によっても呼び名が移り変わってゆくことがあります。